学院無線ネットワークの不都合と今後の対策について
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学院無線ネットワークの利用者(および利用者あたりの接続デバイス数)の大幅な増加に伴い、2022年5月頃より、一部のユーザーにおいて、以下の不都合事象が発生していることを確認しています。
- 時間帯(特に10:30前後、および12:30-13:30付近)により、接続に時間がかかる、またはいつまでも接続されず、「接続に失敗しました」等が表示され、接続できない
- 接続後、しばらくは安定して使用できていたが、急に通信が切断され、その後、上記 1. の状態となってしまう
- Zドライブ(個人用保存領域)へのファイルの保存や、ファイルの読み込み(またはファイル自体を開くこと)が大変遅い場合がある
- 特定の接続先(たとえばLUNAなど)のみ、通信が遅く使用ができない
これらについて、本日までの調査の結果、以下のことが判明、または原因である可能性が高いことが判りました。
- 上記 1. については、ネットワーク用の認証(システム利用IDとパスワードでログインする)処理を行う機器が、想定以上の処理要求により過負荷となっていることが原因となっている。
- 上記 2. については、1つの無線アンテナに多数の接続デバイスが繋がった状態となった際、近傍の無線アンテナに接続デバイスを自動で振り分けて通信を安定化する機能が働いた後に、上記 1. と同じ理由により再接続に時間がかかったり切断されたりしてしまうことが原因である(つまり 1. と同じ原因である)。
- 3. および 4. については、無線ネットワーク経由での通信を制御する機器の負荷分散方法に問題があり、一部の機器に対して過負荷が掛かっていることが原因となっている。
ついては、まずは上記 3. および 4. の原因を取り除く作業を、本日(2022年06月09日)22:00より緊急で実施いたします(特に作業に伴う利用者への影響はございません)。
明日(2022年06月10日)以降も、 3. または 4. に該当する事象が発生した場合は、更なる原因調査および対策が必要となることが想定されるため、お手数ですが学内無線ネットワーク(KGU-WLAN)トラブル発生・解消情報提供フォームより情報提供をいただきますようお願いいたします。
なお、上記事象の 1. および 2. については、機器の物理的な増強が必要となるため、同時並行で対応の準備を行っています。問題解消までもう暫くお待ちください。
この度は、授業や学習、教育や研究への安定したインフラ提供が出来ず、誠に申し訳ありません。安定的なサービス提供に向け努力しておりますので、どうか引き続きご理解賜りますようお願いいたします。